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 米JBossが,JavaポートレットAPI(JSR-168)対応のポータル・フレームワーク「JBoss Portal 2.0」と,Enterprise JavaBeans(EJB)3.0対応のアプリケーション・サーバー「JBoss Application Server 4」,オブジェクト/リレーショナル・マッピング(ORM)エンジン「Hibernate 3」,Eclipse用開発支援ツール「JBoss Eclipse IDE 1.5」を米国時間6月20日に発表した。

 JBoss Portal 2.0はオープンソースのポータル基盤で,開発用ミドルウエア「JBoss Enterprise Middleware System(JEMS)」の中核コンポーネントである。JSR-168に対応したポートレットを利用し,動的なWebページやWebアプリケーションを構築できる。

 「統一された安全なユーザー・インタフェースをアプリケーションに付加でき,既存アプリケーションの活用が容易に行えるようになる。投資回収率(ROI)を高め,新たにアプリケーションを開発したり統合作業を行ったりする必要性を減らせる」(JBoss社)

 JBoss Portal 2.0の主な特徴と新機能は以下の通り。

・JSR-168認定を取得
・シングル・サインオン対応
・単一ポータル・コンテナ内で複数のポータル・インスタンスを実行可能
・クラスタ環境でポータル・インスタンスの配信が可能
・JavaServer Faces(JSF),MyFaces,Spring MVCによるポートレット実装に対応
・Webベースのポータル・セキュリティ管理機能
・ディレクトリ/ファイル用管理用のコンテンツ管理機能

 またJBoss Application Server 4,Hibernate 3,JBoss Eclipse IDE 1.5は,いずれもEJBの新版であるEJB 3.0に対応しており,Java 2 Platform, Enterprise Edition(J2EE)アプリケーションの開発や配信を支援する。それぞれの概要は以下の通り。

・JBoss Application Server 4:
 JSFによるアプリケーション開発とEJB3.0によるビジネス・ロジック開発が行える。EJB 3.0 Java Persistence APIの利用も可能

・Hibernate 3:
 EJB 3.0 Annotations,Entity Manager,Java Persistence APIに対応。Hibernate Annotationsにより,JBoss Application Serverを使わない場合でもEJB 3.0 Entity Beansの活用が可能

・JBoss Eclipse IDE 1.5:
 Eclipse上でJEMS用アプリケーションを開発するためのコンポーネントとウィザードを提供する。新たにEJB 3.0プロジェクト・ウィザード,XMLマッピング・ファイル・エディタなどを追加

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[発表資料(JBoss Portal 2.0、PDF形式)]
[発表資料(JBoss Application Server 4など、PDF形式)]