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 米Salesforce.comは,ASP方式CRM(顧客関係管理)ソフトウエアの新版「Summer '05」の提供を開始した。同社が米国時間6月21日に明らかにした。新版は18番目のリリースとなり,既存の環境内に新しいオンデマンド・アプリケーションを導入する機能を含め,100種類を超える新しい機能を追加している。

 Summer '05は,「Personal Edition」,「Team Edition」,「Professional Edition」,大企業向け「Enterprise Edition」が用意され,オンデマンドのOS「Multiforce 1.0」,アプリケーションのカスタマイズ・ツール「Customforce 2.0」,統合プラットフォーム「Sforce 6.0」を提供する。

 同社によれば,Multiforce 1.0は,オンデマンドで情報の管理と共有を行なうためのハブとしての役割りを果たす。単一のデータ・モデル,セキュリティ・モデル,ユーザー・インタフェースで顧客,パートナがCustomforceで作成した複数のアプリケーションを連携し,オンデマンド型で利用できるようにする。

 Salesforceでは,ユーザーは,多数の販売方法論を統合することができる。カスタマイズ可能な販売予測機能,市場分析ツールを強化している。オンデマンドの顧客サービス・アプリケーションのSupportforceでは,エディタにより企業のWebサイトに外観を似せてセルフサービスのポータルを作成できるようになった。

 Customforce 2.0は,SalesforceとSupportforceの機能をカスタマイズする機能を提供する。新版では,計算式を表示画面中に埋め込むことができるようになっている。統合プラットフォームSforce 6.0は,パートナとの協調を支援するWebポータルの作成を支援する機能に加え,大量のデータのアップロード,アップデート,削除などを実行するデータ・ローダが提供されるようになった。

 Salesforce.comのオンデマンド・モデルにより,自動的に既存のユーザーには無償でアップデートが行なわれる。ユーザーが行なったカスタマイズや統合はシームレスに新しいリリースに移行される。

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