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 米Yankee Groupは米国時間6月20日に,企業のネットワーク・セキュリティに関する調査結果を発表した。それによると,セキュリティの脆弱性は,OSよりも,大手ベンダーのセキュリティ製品で顕著になっているという。2005年3月までの15カ月間で,セキュリティ・ベンダーが報告した脆弱性は77件にも及んだ。

 特に2004年4月~2005年3月は,脆弱性が見つかったキュリティ製品の数は急激に増えている。例えば,米Microsoft製品の脆弱性報告よりも,セキュリティ製品の脆弱性報告の方が,急速に拡大している。今年もこの状況が続けば,セキュリティ製品の脆弱性件数は2004年のそれを50%上回ることになる。

 ただし,これまで実際にセキュリティ製品の脆弱性を悪用した事例は「Witty」ワームのみである。ちなみにWittyは,狙いをつけたパソコンには100%侵入している。「脆弱性が悪用された製品のベンダーはセキュリティを強化したが,他のベンダーは対応していない。そのため,今回の調査では,多くの脆弱性が挙げられることになった」(Yankee Group社)

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