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 米In-Statは米国時間6月21日,携帯型音楽プレーヤ(HDD内蔵型およびフラッシュ・メモリー型)に関する調査結果を発表した。それによると,2004年の売上高は約45億ドルで,前年と比べて約200%増加した。出荷台数は2780万台で,「2009年には1億400万台に急増する見込み」(同社)という。

 In-Stat社は,市場成長の要因として,価格低下,音楽配信サイトの普及,HDDの小型化,フラッシュ・メモリーの容量拡大などを挙げる。

 In-Stat社アナリストのStephanie Guza氏は「競争が激化するにつれ,ベンダーはさまざまな価格帯,保存容量,機能を提供することで製品の差別化を図っている」と説明する。「この結果,細分化が進んでおり,たとえばHDD内蔵型プレーヤは,HDDが1インチ以下と1.8インチの2種類に大別される」(同氏)

 その他の主な調査結果は以下の通り。

・携帯型音楽プレーヤの世界市場では,米Apple Computerの「iPod」が30.2%のシェアを確保し,首位に立った。米Digital Networks North America(DNNA)の「Rio」,韓国iRiver,シンガポールCreative Labsなどがこれに続く

・フラッシュ・メモリー型MP3プレーヤは,今年末までに,1Gバイト以上のタイプが世界出荷台数の20%以上を占めるようになる

・消費者調査データによると,米国人の携帯型音楽プレーヤの所有率は,2001年の16%から2005年には25%に増加している

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