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 米Yankee Groupは米国時間6月27日,米国の企業間(BtoB)モバイル市場の調査結果を発表した。それによると,モバイル機器を利用する従業員の増加により,BtoB向けの無線製品/サービスの需要は大幅に高まっている。米国では,会社員の約40%に相当する5000万人近くがモバイルを活用している。

 企業はモバイル導入を検討する際に,主に価格やサービス・エリアを判断材料にしているが,モバイル・ワーカーが増加するにつれて,コスト抑制などの費用管理ツールに価値を置くようになっている。そのため,携帯電話で事務所の電話を代用できるソフトウエアに高い関心を寄せる回答者は40%にのぼった。

 BtoBモバイル市場は明らかに成長の見込みがあるものの,米Cingular Wireless,米Verizon Wireless,米Sprint(米Nextel Communicationsと合併予定)の3社で支配している状態だ。Cingular社は34%の市場シェアを握っている。ただし,企業にすべての無線サービスを提供する独占契約の場合,Verizon社のシェアが31%で,Cingular社の30%をわずかに上回る。

 「特に従業員数500~2500人の企業において,モバイル・ワーカーは今後も増加の一途をたどるため,これらの企業への展開がキャリアにとって大きな商機となる。Sprint/Nextel社の合併が完了すれば,トップ3が市場シェアの約88%を占めるようになる」(Yankee Group社Wireless/Mobile Enterprise Solutions部門ディレクタのGene Signorini氏)

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