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 米Access Markets International Partners(AMI-Partners)は米国時間6月27日,ドイツおよび英国の中小企業(SMB)向けチャネル・パートナについて調査した結果を発表した。付加価値再販業者(VAR),システム・インテグレーション(SI)/ネットワーク・インテグレーション(NI),独立系ソフトウエア・ベンダー(ISV)といったSMB向けチャネル・パートナは,2004年にドイツでは270億ドル,英国では174億ドルの売り上げを創出した。2006年はさらなる成長が見込めるという。

 AMI-Partners社は,このようなチャネル・パートナが,ドイツでは1万6000社以上,英国では14250社近く存在すると推測する。

 SMB向けチャネル・パートナは,事業の主軸をコンピュータ・ハードウエアやパッケージ・ソフトウエアの再販から,より高度なネットワーク/通信製品やカスタマイズ・アプリケーションに移行しつつある。「SMBによる需要増加が見込めることから,ドイツと英国のチャネル・パートナ市場では,今後12カ月でITセキュリティ,IPテレフォニ,Linux製品などが大きく伸びるだろう」(AMI-Partners社)

 ドイツのチャネル・パートナは,セキュリティ製品の設計および開発のほかに,データのバックアップ/ストレージなどを提供するようになる。これに対して英国では,ブロードバンド接続の提供を予定している。

 ドイツと英国のチャネル・パートナは,数も多く,地域的に分散していることから,IT/通信ベンダーはこれらのチャネル・パートナと連携して,製品/サービスの販売促進を行っている。両国で最も多くのチャネル・パートナを抱える企業は米Microsoft,米Intel,米Hewlett-Packard(HP)だ。ネットワーキング・ベンダーでは,米Cisco Systems,米3Comも多くの提携を結んでいる。また,SMBのあいだでITセキュリティの重要性が増していることを反映して,チャネル・パートナの半数以上が米Symantec,米McAfeeの製品を再販している。

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