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 米IDGの一部門Computerworldは,「労働環境が優れた上位100社におけるIT社員の士気と満足度は高い」などとする調査結果を米国時間6月27日に発表した。

 調査は,年間売上高が2億5000万ドル以上で,100人以上のIT社員を雇用している企業のITプロフェッショナル約2万1000人を対象にアンケートを実施したもの。

 社内の士気が「非常に高い」「とても高い」「高い」という回答者の合計は78%に達した。また,解雇されたIT社員数は前年と比べ3%減少し,雇用の先行きに安心しているIT社員は7%増加した。

 現在の給与に「非常に満足」または「満足」している回答者は71%。また仕事と私生活のバランスに「非常に満足」または「満足」している回答者も71%だった。

 一方,職場におけるストレスは相変わらず高い。ストレスを「非常に感じている」「感じている」「多少は感じてる」という回答者の合計は81%に達した。

 また,社内で利用している海外ベンダー数は平均69社で,去年の平均47社より増加した。「オフショア・アウトソーシングの利用は着実に増加している」(同社)

 会社に求める福利厚生で最も多かったのは「有給休暇」。これに「健康保険」「利益配当」「柔軟な勤務スケジュール」が続いた。

 Computerworld誌編集長のDon Tennant氏は,「IT社員はやりがいのあるプロジェクト,最先端技術へのアクセス,キャリアと能力の向上,仕事と私生活のほどよいバランスを求めている」と説明する。


■ IT社員の労働環境が優れている上位10社(2005年)

1. Quicken Loans, Inc.(ミシガン州)
2. University of Miami(フロリダ州)
3. American Fidelity Assurance Co.(オクラホマ州)
4. American Century Investments(ミズーリ州)
5. Network Appliance, Inc.(カリフォルニア州)
6. Qualcomm, Inc.(カリフォルニア州)
7. Minnesota Life Insurance Company(ミネソタ州)
8. University of Pennsylvania(ペンシルバニア州)
9. Universal Health Services(ペンシルバニア州)
10. The Mitre Corp.(バージニア州)

出典:Computerworld誌

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