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 ドイツのSAPは現地時間6月29日に,同社製アプリケーションへの移行促進プログラム「Safe Passage」の拡大を発表した。米Oracleの「PeopleSoft」製品および「JD Edwards」製品を利用している中小企業に対象を広げる。

 同社が2005年1月にSafe Passageを開始した当時は,同社製品とPeopleSoftおよびJD Edwards製品を導入している顧客に対象を限定していた。その後,4月には米国内でPeopleSoftおよびJD Edwards製品を利用するOracle社の顧客,5月にはOracle社が買収した米Retekの顧客にプログラムを拡大している。

 新たなプログラムでは,中小メーカー向け製品「mySAP All-in-One」への移行を支援する。チャネル・パートナと協力し,「Oracle社の米PeopleSoft買収によって,現在使っている製品の将来が不透明であることに懸念を抱いている中小企業に解決手段を提供する」(SAP社)。

 PeopleSoft製品およびJD Edwards製品のソフトウエア・ライセンス料のうち最大75%をmySAP All-in-Oneのライセンスに転用可能とする。PeopleSoftおよびJD Edwardsアプリケーションの全バージョン/全リリースに適用する。サポートと保守サービスは,mySAP All-in-Oneパートナが担当する。

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