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 米誌「CIO Magazine」は,同誌が6月に実施したIT支出に関する調査結果を米国時間7月1日に発表した。それによると,企業のCIOは今後12カ月のIT支出が6.0%拡大すると見込んでおり,前月調査時の数値である4.8%と比べて上昇した。ちなみに前年同月における数値は8.2%だった。

 1年前と比べ,IT支出が「増加している」とみる企業は51.1%,「減少している」という企業は20.1%,「横ばい」は28.8%だった。

 CIO Magazine誌を発行する米CXO MediaのGary Beach氏は,「不安定な2カ月を経て,当月は健康的な6.0%成長という数値を示した。また,企業の過半数がIT支出の増加傾向を認めていることから,全般的なIT支出の様相は良好といえる」と述べた。

 8カテゴリに対する今後12カ月の支出について,「増やす予定」の企業は39.1%(前月も同様)。「減らす予定」は14.2%(前月は15.1%)だった。「セキュリティ・ソフトウエア」の予算拡大を計画するCIOは52.5%(前月は54.0%)で最も多く,「ストレージ」が49.5%(前月は46.5%)でそれに続いた。

 その他の主な調査結果は以下の通り。

・過去12カ月間のIT支出は平均6.5%増加した(前月は6.9%増)

・コンピュータ・ハードウエアの予算は,「拡大する予定」が41.8%(前月は45.1%),「削減する予定」が24.2%(同21.4%)

・IT雇用コスト(報酬,福利厚生,ボーナスを含む)は,過去12カ月で平均5.3%増加(前月は4.4%増)

・ITスタッフについては,13.6%が「十分に確保できる」,17.4%が「見つけるのが困難」と回答

・今後12カ月の売上高のうち,インターネット事業(BtoB,BtoC)による収入が12.6%を占める見込み

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