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 米Microsoftは,CRMソフトウエアの新版「Microsoft CRM 3.0」のプレビューを,オランダのアムステルダムで開催中の「Microsoft Tech-Ed 2005 Europe」と米国ミネアポリスで開催中の「Microsoft Worldwide Partner Conference 2005」で披露する。同社が米国時間7月5日に明らかにしたもの。「マーケティング,販売,サービスのための強力なツールを完備し,構成,カスタマイゼーション,統合機能を強化した」(同社)

 Microsoft CRM 3.0は,「Microsoft Office」や「Microsoft Outlook」ユーザーに対する使いやすさを考慮したという。OutlookクライアントとWebクライアントのインタフェースを再設計し,他のMicrosoft社製品との統一感を向上した。また,ノート・パソコンのデータをロール・ベースで同期化するための高性能エンジンを追加したほか,「Microsoft Windows Mobile」向けクライアントの強化を図った。

 さらに,リスト管理,キャンペーン管理,マーケティング・リソース管理などの自動化モジュールをはじめ,特定の人材,スキル,リソースを必要とする複雑なスケジュールを自動管理するためのスケジューリング・モジュールを提供する。

 Microsoft CRM 3.0は23言語(アラビア語,簡体字/繁体字中国語,チェコ語,デンマーク語,オランダ語,英語,フィンランド語,フランス語,ドイツ語,ギリシャ語,ヘブライ語,ハンガリー語,イタリア語,日本語,ノルウェー語,ポーランド語,ブラジル系/イベリア系ポルトガル語,ロシア語,スペイン語,スウェーデン語,トルコ語)をサポートする。

 Microsoft CRM 3.0は,2005年第4四半期に現行ユーザーに向けてリリースし,2006年第1四半期に一般向け提供を開始する。各言語対応版は段階的に利用可能にする。

 なお,Microsoft CRM 3.0では,ホスティング方式の顧客にサブスクリプション・ベースのライセンシングを提供する。なお,顧客は必要に応じて,ホスティング方式からオンサイト方式,あるいはその逆の変更が可能。

 Microsoft CRM 3.0向けソフトウエア開発キットは,年内に開発者向けネットワーク「Microsoft Software Developer Network(MSDN)」を通じてリリースする。

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