PR

 身元情報の窃盗による被害者を支援するIdentity Theft Assistance Center(ITAC)は,法の執行機関が犯人を検挙できるように,米連邦取引委員会(FTC)に身元情報の窃盗被害に関する情報を提供する。ITACが米国時間7月5日に明らかにしたもの。

 同団体は米国の銀行や金融サービス会社が構成する。身元情報の窃盗にあった被害者がクレジットカードの不正な使用などを突き止め,クレジットカード会社に速やかに通報できるように,無償でサービスを提供している。

 ITAC執行ディレクタのAnne Wallace氏は,「身元情報の窃盗による被害を食い止めるために,我々が収集した情報を法の執行機関と迅速に共有できるようにする」と説明する。

 また,FTC,Planning and Information部門担当副ディレクタのLois Greisman氏は,「身元情報の窃盗に関する苦情を集中的に管理できれば,犯人を捕まえるうえで役立つ。ITACが提供する情報は,FTCが運営するConsumer Sentinelデータベースに収め,連邦政府はもとより,各州および各地域の警察など,1300以上の法執行機関が活用できるようにする」と述べる。

◎関連記事
「フィッシングと異なる新たな手法の詐欺サイトが増加中」,米調査
米国で「身元情報の窃盗」被害者が1000万人に。対策はいかに
「個人情報窃盗対策が強力な銀行に切り替える」と半数近くが回答
フィッシングに対抗する団体「TECF」が発足,防止に向け標準仕様策定へ
米McAfee,フィッシングに対抗する業界団体「TECF」に加入
スパイウエアを巡って揺れる米国
「コンピュータ1台あたり平均28個のスパイウエアがひそんでいる」,米EarthLink調査 
知っておきたいネットワーク・トレンド(15)第4回─個人情報を横流しする「スパイウエア」の脅威

[発表資料(PDF形式)へ]