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 米MicrosoftとフランスのFrance Telecomが,各種データ通信サービス用の次世代プラットフォームとIP電話機の開発に共同で取り組むと,フランスで現地時間7月6日に発表した。両社は6月29日に,通信サービス向け新製品や新技術を共同開発する戦略的提携の締結を明らかにしていた。次世代プラットフォームとIP電話機の開発作業は,この提携にもとづく初めての具体的活動である。

 開発する次世代プラットフォームは,通信業界向け統合ソフトウエア「Microsoft Connected Services Framework」を使って実現する。 同プラットフォームを使用すると,サービス指向アーキテクチャ(SOA)とWebサービス用インタフェースに対応した複雑なサービスを構築/管理できるという。これにより,「テレビ番組などのコンテンツ配信,IP電話,インスタント・メッセージング(IM),プレゼンスといったサービスを,同時に提供することが可能となる」(両社)。

 France Telecom社はIP電話機「LivePhone」「Homezone」を開発するにあたり,Microsoft社のソフトウエアを利用する。LivePhoneは無線LAN(Wi-Fi)対応のスマートフォンであり,家庭内での使用を想定している。France Telecom社の家庭用ゲートウエイ「LiveBox」に接続できる。HomezoneはGSM/Wi-Fiの両方式に対応したスマートフォン。家庭ではWi-Fi対応IP電話機として,外出先ではGSM携帯電話機として使える。

 今後,両社はモバイル情報ワーカーや消費者向けのサービス、アプリケーションの開発でも協力していく。

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