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 米Microsoftは,学術機関におけるコンピュータ・サイエンスの研究支援を目的として,3つの研究分野に助成金を提供する。同社研究部門Microsoft ResearchのExternal Research and Programsグループが米国時間7月18日に明らかにしたもので,「デジタル・メモリー」,「eScience向けスマート・クライアント」,および「信頼できるコンピューティング・カリキュラム」に関して,提案依頼書(RFP)を受け付ける。

 Microsoft Research部門は,さまざまな学術研究プロジェクトの支援を継続的に行っており,この中には,教育向けテクノロジ・ソリューション,環境災害の早期検出に関するセンサー・ネットワークの利用,革新的なソフトウエア・アーキテクチャなどが含まれる。

 3つの研究分野で焦点を当てる主な内容は以下の通り:

・デジタル・メモリー:Vannevar Bush氏の「memex(メメックス)」構想に基づく研究
・eScience向けスマート・クライアント:科学研究向けのスマート・クライアント(データの収集,マイニング,視覚化を行なうツール群)の開発
・信頼できるコンピューティング・カリキュラム:同社の「Trustworthy Computing(信頼できるコンピューティング)」戦略を技術,ビジネス,法律に生かすための,新しいカリキュラムの開発,テスト,普及

 Microsoft Research部門は,デジタル格差を解消し,ITの普及促進を図る一連の取り組み「Digital Inclusion(デジタル・インクルージョン)」についても助成金の提供を計画している。
 
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