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 米Trend Microは米国時間7月19日に,米America Online(AOL)のインスタント・メッセージング(IM)サービス「AOL Instant Messenger(AIM)」を狙ったワーム「WORM_OPANKI.W」についてセキュリティ情報を公開した。危険度の評価は「低」。

 同ワームは,AIMを介して拡散する。感染したシステムに登録されているAIMユーザーに,URLを含んだメッセージを送りつける。リンクをクリックすると,ワームがダウンロードされる仕組み。

 米メディアの報道(TechWeb)によると,OPANKIワームは,米Apple Computerのオンライン音楽配信サービス「iTunes Music Store」のファイルに見せかけているという。

 ワームは,Windowsのシステム・フォルダに自身の複製(GGFIG.EXEあるいはXMCONFIG.EXE)とトロイの木馬ファイル(MSDIRECTX.SYS)を作成する。レジストリ・エントリを書き換え,システムが再起動するごとに自動実行する。また,各種のセキュリティ設定を下げようとする。バックドア機能も備えており,IRCサーバーに接続して,システムを外部から操作可能な状態にする。

 影響を受けるOSは,「Windows 95」「同98」「同ME」「同NT」「同2000」「同XP」。

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[Trend Micro社のセキュリティ情報]