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 米Microsoftが,スパイウエア対策ソフトウエア「Microsoft Windows AntiSpyware」のベータ版のアップデートを米国時間7月20日に発表した。同社のWebサイトから無料でダウンロードできる。同リリースは,英語版のWindows OS以外には適用できない。

 今回のビルド1.0.615は,パソコン上で実行しているプロセスの情報をWindows AntiSpywareがユーザーに通知する方法に関する問題と一部のユーザーへの新しいシグネチャ配布の問題を修正している。また,新しく見つかったスパイウエアからマシンを守るためにシグネチャのアップデートも提供している。

 Windows AntiSpywareは,Microsoft社が2004年12月に買収した米GIANT Company Softwareの技術をベースとするソフトウエア。スパイウエアを検出/削除することで,パソコンの速度低下,ポップアップ広告の表示,意図しないインターネット設定の変更,個人情報の漏えいなど,スパイウエアによるさまざまな悪影響を取り除けるという。

 スパイウエア検出には,ユーザーからの情報をやり取りするコミュニティ・ネットワーク「SpyNet」を利用する。アップデートは,自動的にユーザーのパソコンにダウンロードされる。

 Windows AntiSpywareは同年1月に公開されたベータ初版のビルドが1.0.501で,リアルタイムの保護エージェントの強化,新たな脅威の分類の追加,安定性,パフォーマンスを向上させたアップデート(1.0.509)を2月にリリースしている。

 6月には,通知ウインドウとWinSock LSPの除去の問題を修正し,ソフトウエア分類におけるより長い記述のサポートなど検出/駆除機能が強化されバージョン(1.0.613)が公開されており,試用期限が7月31から12月31日へ延長されていた。

 最新版の対応OSは,英語版のWindows 2000,同Advanced Server,同Professional Edition,同Server,同Service Pack 2~4,Windows Server 2003,Windows XP,同Home Edition,同Media Center Edition,同Professional Edition,同Service Pack 1~2,同Tablet PC Edition。

 同社は,年内にベータ2を公開するとしているが,最終版の公開予定に関しては明らかにしていない。

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