中国政府が同国の通貨単位である人民元について,米ドルのみと連動させるペッグ制をやめる方針を発表したことを受け,米電子工業会(EIA)が米国時間7月21日に,「中国が思慮分別のある方向に動き出したことを歓迎する」との声明を発表した。

 EIA議長兼CEOのDave McCurdy氏は,「当会はこれまで長い間,元が変動為替相場制を導入し,より広範な国際通貨に連動したバスケット制を採用することを提唱してきた」と述べる。「この実際的な手法により,元の対ドル価値が上昇し,中国経済を動揺させることなく米国メーカーが世界市場で公正に競争できる」(同氏)

 EIAは2004年5月に発表した「先端技術分野のイノベーション経済強化に向けた政策提言」で,元のバスケット制採用を推奨していた。なお,同提言書はWebサイトから入手可能。

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