インドのWiproは米国時間7月21日に,2005年4~6月期の決算を発表した。売上高は229億ルピー(約5億2550万ドル)で前年同期と比べ29%増加した。純利益は43億ルピー(約9810万ドル)で同31%の増益となった。1株当たり利益は6.10ルピー(約14セント)で,同30%増加。

 グローバルITサービスおよび製品事業の売上高は前年同期比31%増の173億ルピー(約3億9730万ドル)で,総売上高の76%を占めた。税引き前純利益は同22%増の41億ルピー(約9350万ドル)だった。同事業は当期に29社の新規顧客を獲得した。

 インドとアジア太平洋地域向けITサービスおよび製品事業の売上高は前年同期比34%増の34億ルピー(約7820万ドル)。総売上高に対する割合は15%。税引き前純利益は2億5800万ルピー(約590万ドル)で,前年同期と比べ146%も急増した。

 Wipro社会長のAzim Premji氏は,「グローバルIT事業のITサービスが大幅に成長し,価格改善が成果を現した」と述べる。同氏は2005年7~9月期におけるグローバルITサービス事業の売上高が約4億2200万ドルに達すると予測している。

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