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 米Amazon.comは,2005年第2四半期の決算を米国時間7月26日に発表した。同期の売上高は前年同期から26%増加したが,純利益は2400万ドルの減益となった。

 同期は,売上高が17億5000万ドルで,前年同期の13億9000万ドルと比べて26%(為替の影響を除いた場合は25%)の増収となった。純利益は5200万ドル(希薄化後の1株当たり利益は12セント)。前年同期の7600万ドル(同18セント)から減益となった。同社は,減益の一因として,前年同期に500万ドルだった法人税が5600万ドルに増額となったことを挙げている。

 営業利益は1億400万ドルで,前年同期の8600万ドルから21%増加した。同社は事前に発表していた通り,新しい会計基準SFAS123号「持分を基礎とした報酬(Equity-Based Compensation)」の早期適用を選択した。同基準の影響を除いた場合,同期の営業利益は27%増の1億1000万ドルだった。

 同期の北米部門(米国,カナダ)における売上高は9億6000万ドルで,前年同期と比べて21%の増収。営業利益は前年同期の6600万ドルから9%増の7200万ドル。Amazon ServicesのMerchant.comプログラムを含むその他の売上高は前年同期から2倍の5000万ドルに達した。

 海外部門(英国,ドイツ,フランス,日本,中国)の売上高は7億9300万ドルで,前年同期と比べて33%(為替の影響を除いた場合は29%)の増収。営業利益は6000万ドルで,前年同期の3500万ドルから72%増加した。

 その他にも,同期は,英国に続きドイツのAmazon.deでも,月額7.99ポンドでDVDレンタル・サービスを開始しており,英国とドイツのサイトでユーザーが書籍のテキストをプレビューできる「Search Inside the Book」サービスの提供を開始した。また,ハリー・ポッターの最新作で150万部以上の注文を受けている。

 同社は,今後の業績見通しについても明らかにした。それによると,2005年第3四半期の売上高は17億6000万~19億1000万ドル(前年同期比20%~31%増)の範囲,営業利益は6000万ドル~9000万ドルの範囲になると見込む。2005年通年では,売上高は前年比20~25%増の82億7500万~86億7500万ドルの範囲,営業利益は4億1500万~5億1500万ドルの範囲を予測する。

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