PR

 米Hewlett-Packard(HP)は米国時間8月8日に,Linux版のウイルス対策ソフトウエア「Virus Throttle for Linux」や,Linux開発支援センター「Linux Expertise Center」の新設などについて発表した。「データ・センターにおけるLinuxなどのオープンソース導入促進を図る」(同社)

 同社は新たなLinux Expertise Centerを,米国と欧州の4カ所に開設した。独立系ソフトウエア・ベンダー(ISV)は,米Red Hatの「Red Hat Enterprise Linux」および米Novellの「SUSE Linux Enterprise Server」に対応したHP社のサーバーやオープンソース技術を用いて,自社アプリケーションのポーティングを進めることができる。

 また,世界80カ所以上にある「HP Solution Center」のサービスを拡大し,Linuxなどのオープンソース導入を検討している顧客に対して,開発,テスト,検証のための専用環境を提供する。

 Virus Throttle for Linuxは,ウイルスそのものではなく,ウイルスが実行する異常な動作を監視する。怪しい動きを検出すると,そのシステムからのアクセスを制限して感染を防止し,管理者の対応を待つ。Linux用ネットワーク・ソフトウエア・パッケージ「HP ProLiant Essentials Intelligent Networking Pack - Linux Edition」に組み込んで,9月より利用可能とする。

 同社のLinuxサーバー「ProLiant」でのソフトウエア実装を簡素化する「HP ProLiant Essentials Rapid Deployment Pack Linux Edition」の新バージョン「1.30」も,9月にリリースする予定。

 ちなみにHP社によると,現在,同社のサーバー「Integrity NonStop」では200以上のオープンソース・パッケージが利用できる。近いうちに,300以上のオープンソース・パッケージを追加する計画だという。

◎関連記事
OSDL,キャリア向けとデータ・センター向けLinux仕様の新版をリリース
米HP,Linuxクラスタ技術搭載ファイル・サーバーの新版「HP SFS2.0」を発表
米HP,Itanium 2を4080個搭載可能な無停止サーバー「Integrity NonStop」を発表
米Red Hat,ついにカーネル2.6を採用した「Red Hat Enterprise Linux 4」を出荷
Novellが大規模Linuxシステム向け戦略を発表,オープンソースのグループウエア「Hula」など開発へ
米Novell,JBoss/Oracle/HP製品組み合わせたLinuxベース統合ソリューションを発表
「2008年のLinux関連市場は357億ドル規模」,OSDLが米調査を引用
「2008年には世界サーバー出荷台数の約26%がLinuxを搭載」,米IDCの調査

[発表資料へ]