本ページのお色直しを実施した。といっても新雑誌の二冊目の告知を入れただけである。今週は夏休みをいただくので、プロジェクト国際会議の告知を引き続き掲載する。

 10月11日から14日まで4日間にわたって,第二回プロジェクトマネジメント国際会議(ProMAC2004)が開催される。ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊氏や、ソフト開発における「オブジェクト指向」や「UML」の推進者として知られるジェームズ・ランボー氏など,多彩な講演者が登場する。プロジェクトマネジメント(PM)に関心があろうがなかろうが、ITの仕事をしていようがいまいが、どなたにとっても有意義なプログラムになっている。読者の方々は多忙であろうが、参加を強くお勧めしたい。

 筆者はプロジェクトマネジメント学会評議員を務めている。ProMAC2004は同学会が主催しているので、この場を借りてご案内する次第である。ただし学会員でなくても参加することができる。ProMAC2004についてはPM学会のWebサイトに告知されている。

 しかし評議員として言いにくいがこのサイトでProMAC2004の全貌を把握するには多少時間がかかるので、ProMAC2004について手短にまとめてみる。続いて学会のWebサイトに掲載されている案内文を貼り付けておくので参考にしていただきたい。

 こうした大会の利点は短期間のうちに、多くの方と意見交換ができることにある。プロジェクトをすでに抱えている、あるいはこれから取り組むといった方は、講演や事例発表、そして懇親会といった場を利用し、ご自分の問題意識を参加者にぶつけていただきたい。プロジェクトマネジメントに興味がなくても、「プロジェクトの成功」に関心がある方はぜひ参加されてはどうだろうか。

 とはいえ休日を含む4日間にわたり、ずっと会場にいることはかなり難しいと思われる。プログラム概要をご欄になり、ここぞと思う日だけ参加するとよいだろう。

 IT関係の人にとってはランボー氏の講演が興味深いはずだ。筆者の知る限り、ランボー氏がモデリングとPMを融合させるテーマで講演するのは今回が初めてである。

 ちなみに参加費は8月中に申し込んだ場合、5万円である。それ以降の申し込みは6万円となる。これには予稿集を収めたCD,ネットワーク・ミーティング(軽食および参加者との懇談),カクテル・パーティー,バンケット,コーヒーブレーク,10月12日~10月14日の昼食が含まれている。この手の国際会議としては破格の安さであり、通常の価格帯とは文字通り一桁違うことを付記しておく。

ProMAC2004 in Tokyo Bay Area第2回プロジェクトマネジメント国際会議のご案内

 プロジェクトマネジメント学会(会長・河合輝欣・元NTTデータ副社長,個人正会員数約1500,法人会員数約120社,日本学術会議第3部,第5部登録学術研究団体)は2004年10月11日~14日(4日間)に,幕張メッセ(千葉県千葉市)国際会議場におきまして,第二回プロジェクトマネジメント国際会議(ProMAC2004)を開催いたします.
 2002年7月にシンガポールで開催された第一回会議は,20余国200名超の参加者の下,100件を越える先進プロジェクトマネジメント(PM)事例や理論の発表があり,盛況のうちに閉幕することができました.その内容は今日に至っても,先進的かつ有意義な内容として多くの方にご利用いただいております.
 第2回大会となるProMAC2004(プロマック2004)では,前人未踏の大規模プロジェクトを成功に導きノーベル物理学賞の栄誉に輝かれた小柴昌俊先生や,ソフトウエア開発の歴史に「オブジェクト指向」「UML」といった新しい1ページを加えたジェームズ・ランボー氏,豪州を拠点に世界中でPM推進の中心的人物となっているリン・クロフォード氏など,多くの著名人による10件にも及ぶ基調講演を予定しております.日本人聴講者のために,すべての基調講演には同時通訳を配しておりますので,多くの皆様に本大会を有意義に活用いただけるものと思います.
 さらに国内外の研究者,実務家による100件を超える一般講演も大変聞き応えのあるものとなりました.現在のPMの水準を確かめ,明日からの研究,実務の方向性を知っていただくに相応しい4日間になるものと思います.
 このように本大会はPM研究家,実務家の方から,これからPMを勉強したいと考えられている方までの幅広い皆様にご活用いただけるものと確信しております.適宜言語支援も配しておりますので,皆様の積極的なご参加を期待しています.夕刻より行われる懇親会に家族の方を同伴されるのは,日本以外の国では当然のように行われていることです.ご家族の方のご参加(別途手続き必要)もお待ちしています.
 皆様のご参加をお待ち申し上げますとともに,ご関係の皆様にご案内頂き,本大会が有意義かつ成功裏に執り行えますよう,ご支援をお願い申し上げます.

主催:プロジェクトマネジメント学会
共催:Nanyang Technological University(シンガポール)、Tsinghua University(清華大学・中国)
後援:総務省,経済産業省,千葉県,千葉市,千葉工業大学
大会委員長:河合輝欣(プロジェクトマネジメント学会会長,TDCソフトウエアエンジニアリング株式会社代表取締役社長,元NTTデータ副社長)、Yue Chee Yoon(Dean, Nanyang Technological University)、Sun Jiaguang(Dean, Tsinghua University)
会期:平成16年(2004年)10月11日(月)~14日(木)
会場:幕張新都心・幕張メッセ国際会議場
ポイント付与:本大会はPMP,ITC,技術士の皆様のポイント付与対象になる予定です.
ドレスコード:長時間にわたる会議(出入り自由)ですので,平服での参加をお勧めします.

手続き:
PM学会ホームページ http://www.spm-japan.jp/ からリンクがあり、Webから登録できます.
ProMAC2004参加に関するお問い合わせはJTBがPM学会のオフィシャルエージェントとして受け付けています(Web登録,団体一括支払,請求書,支払い・宿泊・旅行に関する相談).
JTB団体旅行千葉支店 ProMAC2004デスク 担当:中島,杉山
TEL:043-290-8370
FAX:043-290-8059
電子メール:DANCHIBA_PN1361@syt.jtb.co.jp

本大会の概要:10月11日(月) 参加受付およびスペシャルセッション,ネットワークミーティング
 正午(12:00)より,幕張メッセ国際会議場一階で受付を行います.カンファレンス・キットをお受け取りください.
 14:00からは,スペシャルセッションとして,ヨーロッパを中心とした世界33カ国から構成されるPM団体IPMAのファースト・サセッサーを務めるJain氏,ゴーン氏と共に日産自動車再建の道を歩まれた小枝日産会長,職能制度にPMを取り入れるなど積極的な姿勢を見せるオーストラリアのPM界の大御所であるJaafari教授,米国PMIのフェローとして活躍するMcConachy氏,日本実業界のPM推進の旗振り役として活躍する日本IBM専務取締役の冨永氏による講演が行われます.(同時通訳あり)
 17:00からは軽食と飲み物による参加者の懇親の場を提供します.国際会議は単に出席をし,話を聞くばかりではなく,懇親の場を通じて国境を越えた人のネットワークを作り上げることに価値があります.入退場自由ですので多くの皆様の積極的な参加をお待ちしています.(英会話支援のためのボランティアを予定しています)

10月12日(火) 参加受付および開会式,キーノート,一般発表,カクテルパーティ
 8:00から参加受付が行われます.前日に参加できなかった方は受付を済ませてください(公式にはこの日の受付が最後になりますが,最終日まで受付は可能です).
 9:00からは開会式が行われ,本会議の共同開催者である日本,シンガポール,中国のそれぞれの代表者が本会議への期待,それぞれの立場からのPM感を語ります.アジアでの共存共栄を期待し,期待される日本企業の方,PM研究を進められる研究者,実務家の方にとって興味ある示唆に富んだ発言がなされるものと思います.また,スペシャルゲストによるコメントも予定しています.(同時通訳あり)
 その後17:20までは一般講演に移ります.一般講演は質・量ともに他の関連国際会議をはるかに超えるものとなりました.今後のPM発展に大きく貢献するもにとなると考えられます.(質疑応答における通訳支援あり)
 13:20からはモデリングの分野で大変著名なRumbaugh氏によるキーノートが行われます.同氏によるモデリングとPMの関係に関する講演は初めての試みであり,どのような示唆にとんだ話しがでてくるのか大変興味のあるところです.(同時通訳あり)
 18:00からは夕食と飲み物によるカクテルパーティが行われ,参加者による懇親が深められます.ご家族の方を同伴(別途申込みが必要)されるのも楽しいものと思われます.平服でご参加ください.(ボランティアによる英会話支援あり)

10月13日(水) キーノート,一般発表,バンケット
 この日は2件のキーノートが行われます.9:00からはPMBOKの作成にも関与され,世界のPM界で活躍されるCrawford氏による講演が,中国在日大使館で一等書記官を努められ,現在は中国国家開発銀行で要職を務められる袁氏による講演が行われます.(同時通訳あり)
 この日も多くの一般講演が行われ,大変有意義な一日になるものと思われます.(質疑応答における通訳支援あり)
 18:00からはバンケット(懇親会)が行われます.夕食,飲み物とともに様々な出し物によって会場は興奮の渦に包まれることでしょう.楽しい話題を共有することも人の間のネットワークを構成するために大きく役立ちます.ご家族の方を同伴(別途申込みが必要)され,平服でご参加ください.バンケットは途中からの参加もできますが,定刻からの参加された方が楽しんでいただけるものと思います(ボランティアによる英会話支援あり)

10月14日(木) キーノート,一般講演,閉会式
 この日は一般発表とともに,3件のキーノートが行われ,最終日にふさわしい充実した内容になります.
 9:00からは不確実性の議論で大変著名なDeMayer氏の講演が,13:20からは前人未踏のビッグプロジェクトを成功に導いた小柴東大名誉教授の講演が行われます.
 16:20からは閉会式にあわせ,中国随一の理工系大学である清華大学の孫ソフトウエア学部長による中国PM発展に関する講演が行われます(同時通訳あり).また,スペシャルゲストによるコメントも予定しています.