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 2005年は我が国のIT産業にとって大きな節目の年である。コンピュータが実際のビジネスに使われ始めてからちょうど50年目の年に当たるからだ。

 コンピュータ商用化50周年ということは、情報サービス産業協会(JISA)会長である佐藤雄二朗アルゴ21代表取締役会長兼社長に教えてもらった。昨年ある会合で佐藤氏にお目にかかったとき「2005年はコンピュータ50周年。しっかり報道して欲しい」と言われたのである。

 そのときは「しっかりやります」と答えたものの、一体何をどうすれば「しっかり報道」したことになるのか、目下思案中である。いい企画を思いついた読者の方はぜひご提案いただきたい。

 その佐藤氏は年頭の辞で次のように述べている。

 「今年は私にとってひとつの区切りの年としても重要な年です。私は1933年生まれで年男であると同時にこの業界に従事して50周年になります。そしてわが国の情報サービス産業も1955年に日本に最初のコンピュータが導入されて以来の50周年を迎えます。その間情報サービス産業はハードウェアを中心として発展して来ましたが、今また、ネットワーク・コンピューティング・ソフトウェアを核として新たに ICT産業としての黎明期を迎えています。いろいろな産業が盛衰するなか、発展・成長を続ける新しい産業となっています。これからの50年においても社会を支え続けていくことは確実で、このような可能性を持つ、将来に恵まれた産業に従事できる我々は、幸運なことです。そして、この産業の発展を確実にするものは個々の企業による経営戦略とその実行、更に最も重要なのは人材です」

 コンピュータ産業に従事して50年というのは凄い。筆者はコンピュータ担当記者になって本年でたった20年である。果たして後30年、記者を続けられるかどうか。確かに「最も重要なのは人材」であり、詰まるところ「人の体力と気力」である。そこで本年も禁酒を続行することにした。