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人の年齢のことを書くのはどうかと思うが、本日お目にかかったお二人について書く。ともに60を超えておられるが、とにかく元気である。

 お一人目は大手コンピュータメーカーを経て、大手ソフト会社の役員を務め、現在は自分でコンサルティング会社を経営している。筆者が初めてお目にかかったのは1986年ごろであったが、20年後の今、外見も話し方も当時とまったく変わらない。

 仕事ぶりも変わらない。確か60代の後半になっているはずだが、毎月のように海外に出かけ、あちこちで人に会い、仕事をしている。飛行機があまり好きではない筆者からすると信じ難い活動ぶりである。

 11時30分に待ち合わせをしてお昼ご飯を食べつつ、13時30分くらいまで話をした。当初は雑談であったが、後半は情報技術と社会・文明に関するその方の持論をじっくり聞かされた。「段々分かってきたぞ」というその人は仕事の合間を見つけては、本を読み、インターネットを検索し、国際電話をかけ、持論に磨きをかけている。知的好奇心が旺盛だと老けないのかもしれない。

 14時に別な方と待ち合わせがあり、慌てつつ事務所に戻る。この方は大手製造業の役員待遇を経て、外資系企業の日本法人開設をてがけ、インテグレータやソフト会社のアドバイザをされている。やはり60を過ぎているが、黙っておれば50代前半に見える。

 これまで数回お目にかかっていたが、じっくり話すのは今日が初めでである。なんと18時まで話し込んでしまった。堂々4時間、休憩なしである。筆者は今朝5時に起きて、明日公開する日経ビジネスEXPRESSの原稿を書いていたため、午後3時をまわると、時折辛い瞬間があったが、とにかく逸話をたくさんお持ちの方なので、興味深く伺っていた。

 お二人とも、とにかくエネルギーがある。知識も経験も技量もある。とてもかなわないのだが、あの前向きな姿勢は見習いたいと思う。