ECサイトにおけるJCBカード利用金額の男女別, 年齢層別構成比(2001年5月,JCB調べ)
       2001年5月締め分の
利用金額
構成比
(%)
対前月比(ポイント) 対前年同月比(ポイント)
男女
男性 80.7 -0.5
-1.7
女性 19.3 +0.5
+1.7
年齢
層別
29歳以下 19.1 +0.2
-1.1
30歳代 40.3 +0.4
+3.8
40歳代 26.6 -0.8
-1.8
50歳以上 13.9 +0.3
-0.9
 

ECサイトにおけるJCBカード利用件数の男女別, 年齢層別構成比(2001年5月,JCB調べ)
       2001年5月締め分の
利用件数
構成比
(%)
対前月比(ポイント) 対前年同月比(ポイント)
男女
男性 74.9 -1.2
-2.5
女性 25.1 +1.2
+2.5
年齢
層別
29歳以下 26.0 -0.1
-2.1
30歳代 41.5 +0.2
+1.2
40歳代 22.5 -0.2
+0.5
50歳以上 9.9 +0.1
+0.4
 

 日経マーケット・アクセスがジェーシービー(JCB)*1の協力を得てまとめたところ,2001年5月締め*2のECサイトにおけるJCBカード利用件数は,女性の伸びが目立った。5月締めの利用件数に占める女性比率は,対前月比1.2ポイント増の25.1%となり,過去最高を更新した。利用件数自体も男性が前月に比べて減少したのに対して,女性は増加し同じく過去最高となった。
 女性の構成比が増加したのは,衣料品関連が好調だったためと見られる。JCBによると「(一般に女性向けの衣料品などが多い)通販系大手サイトで利用件数が伸びた」。衣料品の購入単価はEC全体から見れば低いため,利用金額よりも件数の構成比が上昇した。利用金額における女性の構成比は対前月比0.5ポイント増の19.3%だった。

40歳代の金額構成比が微減

 2001年5月締めの実績を年齢別に見ると,男女別ほどの変化はなかったものの,利用金額では40歳代が0.8ポイントの微減(26.6%)となった。30歳代と50歳代は逆に微増である(0.4ポイント増と0.3ポイント増)。利用件数でも40歳代の構成比の低下が見られるが,その落ち込みは0.2ポイントとさらに小さいことから,5月締め分では例えばパソコンのような単価の高い商品が40歳代にやや売れなかった可能性がある。
(松井 一郎 = 日経マーケット・アクセス)

2001年5月締め分の全体傾向はこちら

*1 JCBはECサイトでのクレジット・カード決済による取引を実店舗での取引と分離して集計している。日経マーケット・アクセス(http://ma.nikkeibp.co.jp/)は同社の協力を得て,個人を中心としたEC市場の指標となるデータを提供する。毎月中旬の水曜日に,前月締めのECサイトにおけるJCBカードの利用金額や利用件数を報告し,翌週の水曜日にはECサイトの取引における男女別や年齢層別の状況,さらに次の週にはECサイトの店舗種類別データのほか,ISP(Internet Service Provider)の接続料に関するデータを報告する。日本の個人向けEC市場では,現在クレジット・カードによる決済が3割程度を占める。JCBは,ECサイトにおけるクレジット・カード決済のうち,JCBカードが3割弱のシェアを占めると推定している。なおここでいうクレジット・カード決済とは,WWWページでクレジット・カード番号を入力しての決済のほか,SET(Secure Electronic Transaction)による決済,So-netが提供するSmash決済などを含む。ファクシミリや電話でクレジット・カード番号を通知する決済は含まない。
*2 各月分はJCBが当月15日締めで処理した取引である。これらの取引の発生期間は加盟店舗により異なるが,前月中旬から当月上旬までの取引が多い。ただし一般に売り上げを立てるのは,商品の受注後,発送(出荷)をして,さらにクーリング・オフの期間を経てからである。つまり,ここで報告する月締めの値は1~2カ月前の購入状況を反映している。