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 NTTドコモは2001年11月14日,第3世代携帯電話サービス「FOMA」を利用した動画像配信サービス「iモーション」を同年11月19日に開始すると発表した。利用料金はFOMAのiモード料金(月額100円)に含まれる。サービス開始と同時に発売するNEC製FOMA端末「FOMA N2002」で利用できる。今後,発売するFOMA端末は基本的にiモーションに対応になるという。

 iモーションの提供にあわせて,携帯電話のWebブラウザにダウンロードできるHTMLファイルや画像/音声ファイルの容量を10Kバイトから100Kバイトに拡張した。逆に言えば,iモーションでは100Kバイトまでのコンテンツを再生できる。100Kバイト使えば,動画像を約15秒,音声を約100秒再生できる。このときのパケット通信料金は標準で約168円。パケット当たりの料金が最も格安になるプランで約16円となる。

 コンテンツは種類によって,(1)映像と音,(2)静止画のコマ送りと音,(3)音声(音楽)のみ,の3パターンから選択できる。サービス開始時に提供予定のコンテンツは37種類ある。テレビ局のニュース映像や,映画の予告編,待ち受け動画と音楽,静止画や動画を織り交ぜた図鑑や百科事典などがある。コマ送りの静止画を使うことにより,動画よりも長時間の再生ができる。コンテンツを端末に保存できるかどうかは作成者側が設定できる。

 iモーションのコンテンツは動画像の圧縮伸張方式にMPEG-4,音声はAMR(Adaptive Multi Rate)を使う。配信ファイルの形式としてはMicrosoftのASF(Advanced Streaming Format)を採用している。iモーションの仕様は11月19日のサービス開始時に公開する。Microsoftなどが配布/販売しているツールを使えば,一般ユーザもコンテンツを作成できるという。

 なお,新端末「N2002」はJavaアプリケーションのサービス「iアプリ」の容量も圧縮した状態で30Kバイトと,従来のiアプリ対応iモードやFOMA端末「N2001」に比べて3倍まで拡張した。松下製の「P2101V」はすでに30Kバイトまで拡張済み。

(市嶋 洋平=日経バイト)

NTTドコモ