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 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは2001年12月18日,ウイルス対策,ファイアウォール,URLフィルタリング,ルータの四つの機能を搭載した箱型のセキュリティ機器「S-box」を発表した。

 最大の特徴は,ウイルス対策の定義ファイルを自動的にダウンロードし,常に最新状態に保つことである。S-boxを使えば,パソコンにウイルス対策ソフトをインストールする必要がなく,しかも定義ファイルの更新ミスを防げる。S-boxを通過する電子メールにウイルスが含まれているかを監視する。

 2002年の第1四半期から,インターネット接続事業者(ISP)を通してユーザに提供する予定である。価格は未定(米国での販売価格は300米ドル以下)。同様の製品としては,トレンドマイクロが2001年10月に発表した「GateLock」がある(2002年初頭に出荷を開始する予定)。

 この製品は,セキュリティ機能を強化したブロードバンド・ルータとも言える。ブロードバンド・ルータとして(1)複数台のマシンを一つのグローバル・アドレスを使ってアクセスするNAPT(いわゆるIPマスカレード),(2)PPPoEクライアント,(3)DHCPサーバ/クライアントなどの機能を備えている。LAN側に4ポートの10BASE-T/100BASE-TX(スイッチング・ハブ),WAN側に1ポートの10BASE-Tを持つ。

 ファイアウォール機構は,同社の「Firewall-1」と同じ,ステートフル・インスペクション方式を採用した。このほか,既知のサービス不能攻撃(DoS:Denial of Service)を排除する機能も搭載している。URLフィルタリング機構では,暴力や薬物,アダルトなどのカテゴリ別に,アクセスを禁止するURLを指定できる。

(中道 理=日経バイト)