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 レッドハットは2002年5月14日,Linuxディストリビューションの新版「Red Hat Linux 7.3」を同年5月31日から出荷開始すると発表した。価格は2万9800円。

 特徴はクライアント向けのソフトウェアが充実していること。電子メールやスケジュール,アドレス帳など個人情報を統合的に管理できる「Evolution」を搭載している。また,オフィス・スイートとして「Hancom Office 2.0J」も同こんする。ワープロ,表計算,プレゼンテーション,ペイント・ソフトの4種類のソフトから成る。Microsoft Word,Excel,PowerPointのファイルを読み出せる。かな漢字変換システムは「Wnn7 PERSONAL」を採用した。

 Linuxのカーネルはバージョン2.4.18。Webブラウザには「Netscape Communicator」のほか,「Mozilla」のプレリリース版を搭載する。デスクトップ環境は標準で「GNOME 1.4」になる。「KDE3.0」も選択できる。

 また,サーバ向け機能としてファイアウォールの設定ツールを搭載した。設定したいセキュリティのレベルなど質問に答えていくだけで,それに応じたパケット・フィルタリングの基本的な設定が完了する。

 なお,Red Hat Linux 7.3は米Red Hat社のFTPサーバからダウンロードして利用することもできる。国際化に対応しており,一つのバイナリで英語だけでなく日本語も利用できる。ただし,かな漢字変換システムなど商用ソフトウェアは含まれない。

(市嶋 洋平=日経バイト)