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 WAP Forumを前身とする新しい携帯電話の業界団体である「Open Mobile Alliance」(以下OMA)は2002年11月19日(日本時間20日),携帯電話上で提供する付加サービスの標準仕様を策定し,OMAに加盟するメーカやキャリアを通じてテストを実施すると発表した。OMAは,WAP ForumとOpen Mobile Architecture initiativeを母体とする業界団体で,11月現在で加盟企業数は約300社。

 OMAが定めたのは,7種類のサービスに関する仕様。具体的には,Web閲覧,マルチメディア・メッセージング・サービス,著作権管理,DNS,コンテンツ・ダウンロード,メールによるプッシュ型通知機構,ユーザ/デバイス・プロファイル,である。OMAでは,策定した仕様を基にテスト規約を定め,加盟企業に対してテスト環境を提供する。携帯電話のキャリアやメーカはOMA仕様に対応することで,他社のサービスとの相互接続性などを確認できる。

 今後,インスタント・メッセージングと,ユーザがオンラインになったことの通知を仕様として定める予定。2002年中には第1回のテストが実施される見込みである。OMAでは,「今のところ具体的な予定は決まっていないが,2003年には世界各地でできる限り大規模にテストを実施したい」(OMAチェアマンのJari Alvinen氏)としている。

 次世代携帯電話の仕様を検討している3GPP(Third Generation Partnership Program)や3GPP2などとも連携し,第3世代携帯電話でもテスト仕様の策定やテストを実施していくという。

(仙石 誠=日経バイト)