PR

 J-フォンは2002年11月28日,同社のカメラ付き携帯電話で撮影した動画を,対応していない他の携帯電話でも閲覧できるサービスを開始すると発表した。12月2日より始める。同様のサービスは,KDDIが12月上旬からのスタートを予定している。

 J-フォンは動画の撮影機能を「ムービー写メール」として提供している。撮影した動画は電子メールに添付して,他のユーザーに送ることができる。ただし受け取った動画を閲覧するには,相手の端末もムービー写メールに対応している必要があった。そこで,J-フォンは画像の変換サーバを用意することで,他の携帯電話端末でも動画を閲覧できるようにした。

 @写メールを利用するには,送信先アドレスに「j@sha-mail.jp」と指定し,本文に相手先のユーザーのメール・アドレスを記述する。このメールを送信すると,J-フォンのサーバーではムービー写メールの動画をアニメーションGIFなどに変換する。そして,相手先にはアニメーション画像を見るためのURLが送信される。受け取ったユーザーがこのURLにアクセスすれば,アニメーションGIFに変換された連続画像を閲覧できる。

 動画は,モーションJPEG,アニメーションGIF,PNGの各形式に変換する。サーバーでは,アクセスしてきた端末の種類を判断して提供する画像形式を変える。なお,変換するのは画像のみで,音声を聞くことはできない。

 ムービー写メールは,オフィス ノアが開発した「Nancy Codec」という技術で動画を符号化している。動画ファイルは拡張子が「.noa」の独自形式である。動画とともに記録する音声の符号化技術はAMRである。

(市嶋 洋平=日経バイト)