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 米SanDisk社は2003年3月13日,従来のSDメモリーカードを小型にした「SanDisk miniSDカード」を発表した。SDメモリーカード(SDカード)と互換性があり,付属のアダプタを付けるとSDカード用のスロットでも使える。同社によると,幅20mm×奥行き21.5mm×厚さ1.4mmという形状はメモリーカードにおいて世界最小と言う。

 miniSDカードは542社(2003年2月7日時点)が参加するSDアソシエーションにおいて共同開発した規格である。従来のSDカードに比べて表面積が約6割,体積が約4割になっている。SDカードと同じ著作権保護技術CPRM(Content Protection for Recordable Media)を搭載し,著作権保護が必要なデータを扱うことができる。miniSDカードはインタフェースのピンを二つ追加して11ピンにした。この二つのピンは現時点では使われないが,将来の高機能化に向けたものである。

 SanDiskでは2003年3月より16Mバイト製品のOEM供給を開始し,4月からは自社ブランドで32Mバイトと64Mバイトの製品を出荷する予定。データ転送速度および価格は,それぞれ同容量のSDカードとほぼ同じになるという。

 SanDiskのほかに,松下電器と東芝もminiSDカードの出荷計画を持つ。松下電器は夏をメドに商品化を検討する。東芝は3月からOEM先にサンプル出荷を始め,6月には自社ブランドで32Mバイト製品を出荷するという。ちなみに,SanDisk,松下電器,東芝の3社は,SDカードを共同開発した関係にある。

(堀内 かほり=日経バイト)