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 セイコーエプソンは2003年4月2日,デジタルカメラの新製品「L-300」と「L-400」を発表した。同社のカラー・インクジェット・プリンタのほとんどを使って,パソコンを介さずに画像を印刷できるのが特徴。L-300は2003年4月18日,L-400は2003年夏に出荷を開始する。価格はいずれもオープン。予想実売価格は,L-300が3万6800円前後,L-400が4万4800円前後。

 有効画素数は,L-300が324万,L-400が407万。どちらも光学式の3倍ズームレンズを搭載する。焦点距離は5.6~16.8mm(35mmフィルム換算で34~102mm)。記録メディアにはSDメモリーカードを採用している。単3型の乾電池4本を使用する。外形寸法は,幅105×高さ60×奥行き31.5mm。

 L-300とL-400は,通常パソコンに組み込むプリンタ・ドライバを内部に実装している。ユーザーが印刷したい画像を選択すると,デジタルカメラでそれを印刷用のデータにし,制御コマンドとともにプリンタに送る。このため,プリンタ側には特別な機構が必要ない。L-300とL-400は,PM-890C,PM-870Cなど,同社が現在発売中のほとんどのインクジェット・プリンタと接続できる。ただし,PM-970CとPM-930Cは,デジタルカメラのハードウェアの制約などからL-400としか接続できない。対応する用紙サイズは,L版とはがき。フチなし印刷も可能。

 セイコーエプソンは従来から,「USB-DIRECT-PRINT」という独自の仕様で,デジタルカメラとプリンタを直接接続してきた。この仕様の場合,デジタルカメラとプリンタの両方が対応する必要がある。同社のプリンタの中でも,この仕様に対応しているものは一部。L-300とL-400を使えばこれ以外のプリンタとも直接接続できる。今後同社が新たなプリンタを発売した場合は,それに対応したデジタルカメラ用のプリンタ・ドライバをWebサイトからダウンロードできるようになるという。

 デジタルカメラとの接続を容易にするため,筐体の前面にUSBポートを配置したプリンタの新機種「PM-740DU」も発表した。最高解像度は2880×720dpiで,6色のインクを使用する。価格は2万4800円。L-300とのセット販売も予定されている。こちらの価格はオープンだが,予想実売価格は3万9800円。

(八木 玲子=日経バイト)

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