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 アイ・オー・データ機器は2003年4月16日,IEEE802.11a,11b,11gに対応する無線LANカード「WN-AG/CB」を4月下旬より出荷開始すると発表した。11aは5GHz帯で最大54Mビット/秒,11bは2.4GHz帯で最大11Mビット/秒,11gは2.4GHz帯で最大54Mビット/秒の無線LAN規格である。無線LANチップは,米Atheros Communications社製のものを採用した。どの無線LANモードで利用するかは,使用前にツールで設定する。

 興味深いのはその価格付けだ。9800円で販売する。現状で他社の11a/bコンボカードは2万円弱であるのに対し,11g機能も備えるWN-AG/CBは9800円である。11g製品で先行するメルコの11gカードは8980円。価格差は約1000円である。

 アイ・オー・データはこのカードと同時に(1)11b/gに対応したアクセスポイント「WN-G54/AXP」(1万6500円),(2)11b/gに対応したルーター機能内蔵のアクセスポイント「WN-G54/BBR」(1万9800円),(3)11b/gに対応した無線LANカード「WN-G54/CB」(8500円)も出荷する。(1)と(3)は米Intersil社の無線LANチップを,(2)はAtherosチップを搭載する。

 なお,11a/b/gのアクセスポイントは今回は投入しない。「アクセスポイントは既に多くの場所に設置されているインフラだと考えている。今ある環境に対して無線LANカード側で対応する方が自然」(ネットワークソリューション事業部ソリューション開発部ネットワークグループの西島久尚セクションマネージャー)と考えているためだ。ただし,2003年第3四半期には,11a/b/gに対応したルーター機能付きアクセスポイントの投入を予定している。

(中道 理=日経バイト)