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Adobe Phoshop Activation アドビ システムズは2003年9月11日,今後の同社製品に組み込む新しいライセンス認証の概要を公開した。これにより,海賊版ソフトをはじめとする不正コピーの防止を狙う。

 同社のライセンス認証は,基本的には米Microsoft社がWindows XPやOffice XPで導入した「プロダクト・アクティベーション」と基本的には同じ。ライセンス認証に必要なキーとして,パソコンに固有のIDとなるよう生成された「ライセンス認証番号」と,ソフトウェアのシリアル番号を利用する。ライセンス認証番号は「ハードウェアのあるコンポーネントの情報を基に,インストール時に生成する」(マーケティング本部 デジタルイメージング&ビデオ部 フィールドプロダクトマネージャーの栃谷宗央氏)。

 同社のライセンスでは通常使用するパソコン1台と,バックアップ用のパソコン1台の計2台にソフトウェアをインストールできる。ハードウェア固有のキーを使うことで,インストール先のパソコンを特定して,3台目以降の不正なインストールを防止する。

 ライセンス認証は通常,インストール時に行う。まずインストール・プログラムがライセンス認証番号とソフトウェアのシリアル番号を同社のライセンス管理サーバーに送信する。ライセンス管理サーバーはこれらの情報を基に「認証コード」を生成し,送り返す。この認証コードによりプロテクトが解除され,ユーザーはソフトウェアを使えるようになる。

 ライセンス認証に必要な情報は,インターネットか電話を通じてやりとりする。インターネットを利用する場合はライセンス認証プログラムが自動実行する。インストール時に認証しなくてもソフトウェアを利用できるが,インストール後30日を超えると認証が必要になる。

 現在,Adobe Systemsではオーストラリアで現行の「Photoshop」製品にライセンス認証を試験的に導入した。次版の「Photoshop」からライセンス認証を本格導入する。当初はWindows版の英語版,日本語版,フランス語版,ドイツ語版から。その後,他の同社製品にも順次導入していく予定である。

(仙石 誠=日経バイト)

アドビ システムズ