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Fuel Cell NECは次世代のバッテリとして注目されている燃料電池の小型化に成功し,燃料電池を搭載したノートパソコンの試作機を参考出展している。これまではノートパソコンとほぼ同程度の大きさの燃料電池ユニットをケーブルでノートパソコンに接続していたが,今回の試作機では発電効率を向上したことにより,ノートパソコンの背面に取り付けることに成功した。

 展示した燃料電池は,電極を改良することにより,1平方センチメートル当たり50mWの出力を実現した。結果としてノートパソコンの駆動に必要な出力を得るための,燃料電池モジュールを体積比で2割小型化できた。主な仕様は,電池総重量900g(うち燃料のメタノールが300g)で,最大出力24W,平均出力14W,電圧12V,動作時間約5時間である。

 NECでは,2004年中に燃料電池を内蔵したノートパソコンの製品化を目指しており,2005年中には40時間連続駆動可能な燃料電池を実現したいとしている。

(仙石 誠=日経バイト)

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