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 シチズン時計は2003年10月30日,名刺サイズに小型化した携帯情報端末(PDA)を開発したと発表した。SDIO(Secure Digital Input/Output)カード・スロットを備えており,PHS,Bluetooth,無線LANなど,SDIOに対応する通信カードを使うことで,メールの送受信ができる。製品名は未定で,当面は法人を対象にユーザーを開拓する。受注があれば,量産を開始する。一般ユーザー向けは量産開始後に検討する。

 PDAのサイズは,幅60×高さ90×奥行き9.3mmとほぼ名刺サイズ大。重さは70gである。240×320ピクセル表示可能なモノクロ液晶(16階調)を搭載する。画面サイズは幅38.9×高さ58.2mm。画面はタッチパネルになっており,付属のスタイラス・ペンで操作する。手書き文字入力もしくはソフトウェア・キーボードを通じて,文字を入力する。

 SDIOに対応したSDカード・スロットを備えており,PHSカード,Bluetoothカード,無線LANカードなど通信する。ただし,通信機能はメールの送受信に限られる。カード本体にIrDAポートも備えるほか,USBでパソコンと接続するためのクレードルが付属する。

 8Mバイトのフラッシュ・メモリーを搭載しており,うちデータ領域は4Mバイト。リチウムイオン二次電池を内蔵している。パソコンとのデータシンクロ用のソフトを添付する。

 当面は法人に絞って販売するが,量産開始後,一般ユーザー向けに市販することを検討する予定という。

(仙石 誠=日経バイト)

シチズン時計