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 米Xtore Extreme Storage社は2004年1月22日,ハードディスクのインタフェースに最大データ転送速度が300Mバイト/秒の「Serial ATA II」を採用したラックマウント型ファイルサーバー「WINSTOR WN-104R-T2」と「WINSTOR WN-108R-T2」を発表した。価格は未定。同年5月中に代理店経由で出荷する。

 Serial ATA II仕様には,ホットスワップ機構などサーバー向けの仕様を追加したフェーズ1仕様と,データ転送速度を従来の150Mバイト/秒から300Mバイト/秒に高速化する仕様を追加したフェーズ2仕様がある。WN-104R-T2/WN-108R-T2はフェーズ1とフェーズ2の双方に準拠する。フェーズ1は業界団体のSerial ATA Working Groupが2003年10月に策定済みで,SCSI接続のRAID装置などで製品が登場し始めている。一方フェーズ2は現在策定中。Xtoreが2004年5月の製品出荷を予定することから,2004年第2四半期にはSerial ATA IIのフェーズ1とフェーズ2に対応する製品が登場する見込みだ。

 WN-104R-T2とWN-108R-T2の主な仕様は以下の通り。共通の仕様は,CPUが3GHz動作のPentium 4,メモリーが512Mバイト,ギガビット・イーサネット・コネクタ×2など。電源を2台内蔵し冗長化している。RAID機能はWindows Storage Server 2003によるソフトウェアRAID(0,1,5)。WN-104R-T2とWN-108R-T2の違いは筐体の奥行き。WN-104R-T2は筐体の高さが44.45mm(1U)でハードディスクを4台内蔵できる。WN-108R-T2は1Uでハードディスクを8台内蔵できる。

 OSにFreeBSDを採用した同社の従来機「USTOR」シリーズは併売する。WINSTORはUSTORの上位製品という位置付け。「WINSTORはOSにWindows Storage Server 2003を採用したため,同等のパフォーマンスを確保するにはより高速なCPUが必要になり,USTORより製品価格は上がる」(米Xtore Extreme Storage日本営業本部の渡辺健次マネージャー)。

(高橋 秀和=日経バイト)

米Xtore Extreme Storage社