CarryOn Music ver.4.00オンキヨーは2004年3月4日,サウンドデータ再生/作成ソフト「CarryOn Music ver.4.00」(以下,CarryOn Music)を2004年3月下旬に出荷開始すると発表した。楽曲のタイトルやアーティスト名などの情報をサウンドデータの波形を基に検索できるのが特徴。これにより,ライン入力したアナログデータからデジタルデータを作成する場合でも,インターネットを通じて楽曲情報を自動的に取得し,デジタル化したデータに付与できる。

 参照する楽曲情報データベースは米Gracenote社の「Gracenote CDDB」(以下,CDDB)。これまではCDDBの情報を参照するには音楽CDのTOC(Table of Contents)が必要だった。これに対しCarryOn MusicはGracenoteが提供する,データのサウンド波形を基に楽曲情報を検索する機能「Music ID」に対応した。これにより,CarryOn Musicは録音したデータの中から,曲の特定に最適な30秒間を選び,64バイトのデータにサンプリングする。これを検索のキーとしてCDDBに送信する。CDDBは各曲ごとに1曲分のサンプリング・データを持っており,送られてきたキーを基に楽曲を特定し,その楽曲の情報を送り返す。

 CarryOn Musicが再生可能なフォーマットは,WAVE,Windows Media Audio,MP3,MP3PRO,Ogg Vorbis,MIDI。MIDI以外のフォーマットはデータ作成にも対応している。対応OSはWindows 2000/XP。動作環境としては,Celeron(800MHz)以上のCPU,主記憶128Mバイト以上,800×600ピクセルで6万5000色以上表示可能なディスプレイ,PCIもしくはUSB接続のサウンド機能が必要。オンキヨーが運営するWebサイト「e-onkyo」(http://www.e-onkyo.com/)を通じて販売する。価格は2000円。

(仙石 誠=日経バイト)

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