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 ノルウェーOpera Software ASA社は2004年5月12日(現地時間),Webブラウザの新版「Opera 7.50」の英語版を公開した。主な変更点は,ユーザー・インタフェースの刷新やチャット・クライアントの搭載,メール・クライアント「Opera Mail」関連の機能強化などである。特にOpera Mailには,スペルチェッカなど複数の新機能を追加した。中でも特徴的なのが,RSS(RDF Site Summary)リーダー機能を盛り込んだことである。

 RSSとは,XMLで記述されたWebサイトの要約情報である。サイトの更新情報などを提供するために,多くのニュース・サイトやウェブログ・サイトが提供している。RSSリーダーは,このRSSファイルを読み込んで中身を分かりやすく提示するソフト。単独のソフトとして実装されることが多いが,Operaはこれをメール・クライアントに統合した。チェックしたいサイトのRSSファイルのURLをあらかじめ登録しておけば,メールを読むのと同じ感覚で更新情報をチェックできる。ブラウザに統合されているからこその利点もある。Webページを閲覧中にRSSファイルへのリンク部分をクリックすると,そのURLを自動的にRSSリーダーに登録してくれる。これ以外に,Opera Mailではスパム・フィルタリング機能も強化された。従来はフィルタリングの設定は固定だったが,今回新たに学習機能が追加された。Opera Mailによるメールの判定ミスをユーザーが手動で訂正すると,その結果を次回以降のフィルタリングに反映させられるようになった。

 対応OSは,Windows,Macintosh,Linux,FreeBSD,Solaris。39ドルの有償版と無償版があり,どちらも同社のWebサイトからダウンロードできる。無償版と有償版に機能差はないが,無償版はウインドウ内に広告が表示される。

(八木 玲子=日経バイト)

ノルウェーOpera Software ASA社