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 アッカ・ネットワークスは2004年6月17日,8月上旬より下り最大47Mビット/秒サービスを開始すると発表した。

 下り47Mビット/秒のサービスは同日,イー・アクセスも発表している。異なるのは(1)イー・アクセスが上り速度を最大5Mビット/秒まで拡張するのに対しアッカが最大3Mビット/秒になる,(2)イー・アクセスの新サービスを利用するためには新モデムを使用する必要があるのに対して,アッカが既存の40Mサービス用モデムのファームウェア・アップデートで利用可能になる――の2点である。

 アッカは下りを40Mビット/秒から47Mビット/秒に高速化できる理由について公表していない。ただ,イー・アクセスと同じ速度であることから,同様の技術が使われているものと思われる。

 また,上りの速度向上の理由に関しても公開していないが,TTC(情報通信技術委員会)での提出資料から,上り使用周波数を26k~276kHzまで拡張して利用することで高速化すると思われる(従来は26k~138kHz)。

なお,上り通信用帯域の拡張に関しては,現在TTCのスペクトラム管理サブ・ワーキング・グループで議論されており,この結果次第では,上り周波数の拡張範囲が狭まり最大通信速度の拡張が限定されたり,上り拡張を利用できるのがNTT局舎から近いユーザーに限定される可能性もある。

(中道 理=日経バイト)