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 米Advanced Micro Devices社(AMD)は2004年7月29日,同社の低価格パソコン向けCPUの新版「Sempron」シリーズを発表した。デスクトップ・パソコン向けのSempron 2200+/2300+/2400+/2500+/2600+/2800+/3100+の7モデルを同日,ノートパソコン向けのモバイルSempron 2600+/2800+/3000+および低電圧版モバイルSempron 2600+/2800+の5モデルを同年8月にそれぞれ出荷開始する。価格はSempronが4621~1万4931円(1000個ロット時,CPUクーラーを含む),モバイルSempronが9954~1万5879円(同,CPUクーラーは含まない)。同社の低価格機向けCPU「Duron」の新規出荷停止以降,低価格CPUとして値下げが進んでいた「Athlon XP」については,2005年中は中位機向けCPUとして併売する。

 Sempronは最上位版の3100+およびモバイルSempronがAthlon 64コアであるのに対し,Sempron 2200+~2800+はAthlon XPコアと二つのコアが混在している。Athlon 64コアの特徴であるx86命令の64ビット拡張「AMD64」とメモリーの実行禁止属性「NX」ビットについては,Sempron 3100+はAMD64とNXビットに非対応,モバイルSempronはAMD64は非対応だがNXビットに対応する。

 その他の主な仕様は以下の通り。2次キャッシュは全モデル256Kバイト。Sempron 3100+は1.8GHz動作のAthlon 64コア。電源電圧と動作周波数を動的に切り替える省電力機構「Cool'n'Quiet」を備える。対応ソケットはSocket 754。Sempron 2200+~2800+は,1.5G~2GHz動作のAthlon XPコア。対応ソケットはSocket A。モバイルSempronは動作周波数が1.6G~1.8GHzのAthlon 64コア。対応ソケットはSocket 754。電源電圧と動作周波数を動的に切り替える省電力機構「PowerNow!」を備える。

(高橋 秀和=日経バイト)

米Advanced Micro Devices社