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 The Internet Engineering Steering Group (IESG)は2005年6月29日(米国時間),スパムメールに対抗するための送信者認証技術「SPF(Sender Policy Framework )」と「Sender ID」をexperimental RFCに認定した(関連記事)。experimental RFCは標準ではなく,技術資料として公開されるドキュメントである。

 SPFとSender IDはいずれもメール送信プロトコルであるSMTPが送信者を認証しない欠点を修正するための技術。送信元のドメイン名でDNSを逆引きすることで認証する。

 SPFは米Pobox.com社が中心になって策定したもの。Sender IDは,米Microsoft社が提案した送信者認証方式Caller ID for EmailとSPFを合わせた技術である。米Microsoft社がSender IDに含まれている一部技術に対して知的所有権を主張したために,Sender IDに一本化できず,2陣営に分かれて標準化活動が行われていた。

(中道 理=日経バイト)