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 25日夕方,ホテルニューオータニ「芙蓉の間」で日本オラクルの新宅正明社長兼COO(最高執行責任者)の就任パーティーが開催された。会場には,パートナ企業やユーザー企業から約700人以上が参加した。

 大手企業の経営トップが多数出席した点が目を引いた。ユーザー企業では,東京三菱銀行の岸曉会長,ダイエーの鳥羽董社長などの姿があった。ITベンダーでは富士通の関沢義会長を筆頭に,主要メーカー,システム・インテグレータ,コンサルティング会社のトップが勢揃いした。

 スピーチでもっとも受けたのは,東京三菱銀の岸会長だった。海外出張から戻ったばかりという岸会長は,日本オラクルと東京三菱銀の株式時価総額を比較し,日本オラクルの急成長を持ち上げた後,「日本オラクルは製品の性能・価格・サポートなどあらゆる面でユーザーフレンドリーであってほしい」と要望を述べて締めくくった。

 佐野力会長兼CEO(最高経営責任者)は,「もうあれこれ口だしするのはやめたい。しかし,こういう性格なので,やっぱりでしゃばってしまうかもしれない」と語り,参加者を沸かせていた。

 主役の新宅社長は,「重責に対して,気負いもストレスも感じる。とまどいとためらいもある。しかし,必ず成功するんだという確信のもと,素直に社長という仕事を楽しんでいる。このような場をいただいたことを幸せに思い,感謝している」と切り出した。

 さらに,「日本オラクルは過去10年間,佐野力・前社長の“個性にあふれる”リーダーシップのもと,急成長を遂げることができた。この間,私自身も数多くのエキサイティングな経験をさせてもらった。これまでの成長と成功を誇りに思っている。これまでの成功を支えていただいたお客様,パートナのみなさま,社員に心から感謝したい」と続けた。

 今後の10年間の日本オラクルについては,「日本企業,経済の活性とIT革命推進により,ますます当社は可能性を広げ,その役割の重要性はますます高まると確信している」と意気込みを語った。もちろん,株主への貢献という新社長の重大任務についても言及していた。(戸川 尚樹=日経コンピュータ