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 NECと日立製作所は10月12日,光ファイバを使った基幹ネットワークを構築時に利用する通信機器を共同で開発していくことで合意した。両社の製品企画担当者で構成する約20名の組織を作り,次世代の通信機器の製品企画や開発作業を進める。両社は今回の共同開発を足がかりに,販売や製造面の連携も視野に入れていく。
 
 NECの杉山峯夫副社長は,「海外の競合他社もこうした分野で同じような製品を企画している。開発競争に遅れるわけにはいかない。そこで共同開発の体制を築くことにした」と説明した。

 対象となる通信機器は,光ファイバに異なる波長の光を送り込むことで大容量・長距離通信を実現するDWDM(高密度光波長多重)システムや,時間軸多重(TDM)技術で高速通信を実現するSONET/SDH(超高速光伝送)システム,通信機器の管理システム。2001年4月以降,順次製品を出荷し,市場が急拡大している北米市場でシェア拡大を目指す。
坂口 裕一=日経コンピュータ