オープンソースの飲食店向け食材調達システム「セルベッサ」の利用企業数が拡大している。この10月までに,ダブリュー・ディー・アイ(WDI)システムと大戸屋がセルベッサを採用した。セルベッサはシステム・インテグレータのテンアートニが1999年7月に,外食大手のニユー・トーキヨー向けに開発・納入したソフト。ニユー・トーキヨーとテンアートニは,このソフトのJavaソース・コードを公開し,ユーザー数を増やす方針を打ち出していた。

 WDIシステムは,第1段階としてイタリアン・レストラン「カプリチョーザ」とステーキ・レストラン「アウトバック・ステーキハウス」の東京直営店を対象にしてセルベッサを稼働させた。WDIシステムと大戸屋の店舗については,三井物産の食料本部が,アプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)方式でセルベッサを提供している。
 
 利用企業の拡大を受けて,ニユー・トーキヨーをはじめとするセルベッサの利用企業は,セルベッサの普及を推進するコンソーシアムを設立することも検討している。(中村 建助=日経コンピュータ編集