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 日本ユニシスの2000年度上半期(2000年4月~9月)の中間決算は,連結売上高が前年同期の実績を割り込む1310億円に,営業損益が6億円の赤字に落ち込んだ。

 減収減益の理由は,地方銀行や信用金庫,農協など同社の中核となるユーザーが,アウトソーシングや共同センター化など次世代システムの枠組みを決めかねており,メインフレームの販売が伸び悩んだこと。金融や電力ユーザーから受注していた大型システム・インテグレーション(SI)案件の立ち上がりが遅れたことも大きく響いた。特に,売り上げ計上に先行して投入するSEのコストが,営業利益を10億円押し下げる圧力となった。

 2000年度通期の見通しも明るくはない。売上高は前年度比0.2%増の3120億円,営業利益も同59%減の77億円となる見通しだ。地銀をはじめとする金融ユーザーがメインフレームの利用を決めたとしても,売り上げと利益の計上は2001年度移行にずれ込む。(森 永輔=日経コンピュータ

(IT Pro注:[発表資料へ])