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 日本ヒューレット・パッカードが,Web直販サイト「hp direct」(http://www.hp.com./jp/direct/)を大幅に強化する。11月15日午前9時からプリンタやストレージ製品,UNIXサーバーのWeb直販を始める。2000年4月にオープンしたhp directでは,これまでパソコンやパソコン・サーバーしか販売していなかった。日本HPは1年後に全社売り上げの10%をWeb直販で稼ぎ出すことを狙っている。

 この目標を実現するために,日本HPはWeb直販の“プロ”を外部からスカウトした。デルコンピュータやコンパックコンピュータの日本法人でWeb直販事業の立ち上げに深く寄与した上原宏氏である。上原氏は今年7月,日本HPに入社し,現在はビジネスカスタマ事業統括インターネットビジネス推進部部長として,同社のWeb直販事業を強力に牽引している。

 日本HPの“本気度”は,Web直販における価格設定からも見て取れる。特に,今回,新規にWebで販売する法人向けレーザー・プリンタは,これまでの定価よりも40~70%も安い値を付けた。「実売価格で比べても,ほぼ同じ機能の他社製品よりも20%前後安いはず」(丸山眞一コマーシャルIPSマーケティングマネージャ)と日本HPは主張する。世界最大のプリンタ・メーカーでる米HPの日本法人ならではの販売促進策だ。

 さらに日本HPは,Web直販専業のコール・センター「hp directコールセンタ」も新規に開設し,サポート体制を拡充する。同センターのサービス時間は午前9時から午後9時までと,他社よりも長くした。製品の決済についての相談・説明やカード・リースの処理といった,きめ細かな相談に応じるという。

 このほか日本HPは,単なる箱売りにとどまらず,サービスやソリューションのWeb販売も検討している。11月1日付けでビジネスカスタマ事業統括本部マーケティング本部本部長に就任した松本光吉氏は,「今後も,これまでのHPのパソコン販売のやり方を大きく変える手を打っていく」と意気込む。

中村 建助=日経コンピュータ