半導体部品販売の日本エム・システムズ(http://www.m-sys.com)は早ければ2001年春にも,フラッシュ・メモリーを使ったUSB対応のパソコン向け外部記憶装置「DiskOnKey」の出荷を始める。DiskOnKeyの外形寸法は幅15×奥行き82×厚み23mmで,口紅とほぼ同じサイズ。記憶容量は8MB,16MB,32MBの3種類を用意する。米国では8MBの製品を約70ドル(約7500円)で販売しており,日本でも同程度の価格になる可能性が大きい。対応するパソコンのOSは,Windows98(セカンド・エディション以上),同ME,同2000,MacOS。

 日本エム・システムズはDiskOnKeyを,USBポートさえ装備していれば,デスクトップ・パソコンでも利用できる携帯可能な記憶装置として売り込む。「DiskOnKeyに対抗する製品としてコンパクト・フラッシュ・メモリーが考えられる。しかしコンパクト・フラッシュは,PCMCIAカードに対応していないデスクトップ・パソコンでは利用できない」(日本エム・システムズの千田耕作営業部長)と主張する。

 日本エム・システムズはDiskOnKeyを2001年12月末までに20億円売り上げる計画である。販売チャネルとして,パソコン・メーカー経由,量販店経由,代理店経由の三つを検討している。DiskOnKeyとほぼ同じ仕様を持つ,新日エレクトロニクス(東京都文京区)の「ThumbDrive」とは販売チャネルで差別化を図る。ThumbDriveは現在のところ,新日ダイレクトが運営するWebサイトと量販店でしか購入できない。

森 永輔=日経コンピュータ編集