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 人事パッケージ専業の日本アイテックス(http://www.itecs.co.jp/)は,Web対応の人事パッケージ「e-Pro_St@ff(イー・プロ・スタッフ)」を発売した。JavaとLinux専門のシステム・インテグレータであるテンアートニ(http://www.10art-ni.co.jp/)と共同で開発した。販売は両社が担当する。

 e-Pro_St@ffの特徴は,データの入力や検索,帳票出力など,すべての機能をWebブラウザから利用できること。日本アイテックスの林孝男社長は,「基幹業務のパッケージで,すべての操作をWebブラウザで完全にできるようにした製品はこれが初めて」としている。

 日本アイテックスはe-Pro_St@ffを,ユーザー企業にパッケージ製品として販売するほか,ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)事業者にも積極的に売り込む。「これから先,業務パッケージは,すべてASP経由の提供になっていくと考えている。ASPが利用しやすいように,本格的なWeb対応のパッケージとしてe-Pro_St@ffを開発した」と林社長は説明する。

 ASP事業者向けの販売価格も設定する。ASPを利用する企業1社当たり,月額25万~30万円程度を予定している。ユーザー企業にパッケージ製品として販売する場合の価格は,1700万円(500ユーザー)から。

 日本アイテックスはこれまでクライアント/サーバー型の人事パッケージ「PRO_STAFF」を販売しており,中堅中小企業を中心に1000本以上の納入実績をもつ。今回,PRO_STAFFをWeb対応にするために,全面的にJavaで書き直した。対応業務は人事管理,給与計算,就業管理など。今回,大手企業やグループ経営をしている企業でも利用できるように,組織管理の機能を強化した。実際の開発作業はテンアートニが担当した。

 アプリケーションはすべてJavaサーブレットとして開発した。モジュール間の通信にCORBA(共通オブジェクト・リクエスト・ブローカ・アーキテクチャ)準拠のプロトコルを使う。このため,JavaとCORBAに対応したミドルウエアVisi Broker for Javaを使う必要がある。データベースはOracle8iを利用。各種UNIX,Linux,Windows NT/2000で稼働する。(中村 正弘=日経コンピュータ

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