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 日本オラクルと横河電機は2月14日,米オラクルのERPパッケージ(統合業務パッケージ)「Oracle E-Business Suite 11i」の販売について提携した。横河電機は,同社の顧客である製造業に向けて,Oracle E-Business Suite 11iと,連携して動くプロセス生産管理モジュール「Oracle Process Manufacturingを組み合わせて販売していく。

 横河電機は今年度中にも,E-Business Suite 11iを販売する,100人単位の部隊を社内に設置する。両社は,今後1年間で最低でも25社程度のユーザーを獲得する目標を掲げている。さらに両社は,横河電機の100%子会社で,システム・インテグレーション事業を手がけるワイ・ディー・シーを,日本オラクルの戦略パートナー企業として位置付けることを決定した。

 日本オラクルは,E-Business Suite 11iをデータベース・ソフトに続く主力商品に育てるため,数年にわたって販売に取り組んできた。しかし,依然としてトップを走る独SAPのR/3との差は大きい。この状況を打開するためには,日本市場に合わせた製品の機能強化に加えて,企業の業務に通じたコンサルタントの増員が欠かせないと日本オラクルは分析している。

 さらに日本オラクルは,社内だけではコンサルタントを揃えきれないと判断しており,2001年に入って外部企業との提携を積極的に進めてきた。1月には新日本製鉄と仮想企業を設立している。今回の横河電機との提携は第2弾となる。

中村 建助=日経コンピュータ

(IT Pro注:[発表資料へ]
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