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 日立製作所は2月14日,ストレージ管理ソフト大手の米ベリタスソフトウェアと,ベリタス製品の販売と共同マーケティングについて提携した。日立は今後,ベリタスのバックアップ・ソフトやストレージ管理ソフトを,自社のストレージ製品と組み合わせて販売していく。

 日立でストレージ事業を担当する中西宏明SANソリューション事業部長は提携発表の席上,ストレージ業界の“巨人”である米EMCを「最大のライバル」と評した。中西事業部長は,「当社のストレージとベリタスのストレージ関連ソフトという組み合わせによって,米EMCに対抗できる体制が整った」と語った。「日立単独ではなく,今回のような戦略的アライアンスを含めて,トータルでソリューションを強化していく」という。

 さらに中西事業部長は,「EMCの製品はかなり高価だ。それに高いシェアを背景にしてユーザーを囲い込もうとするEMCの姿勢を好まない顧客企業も多い。当社が割って入る余地は十分ある」と語り,EMCの追撃に自信を見せた。

 ストレージ事業に関しては,最近になってベンダー間の合従連衡の動きがあわただしくなっている。1月31日には,富士通がコンパックと提携。この時に富士通でストレージ事業を手がける宮沢達士常務は,「2003年には国内のオープン・システム向けストレージでナンバー1に,世界市場ではトップ5に入りたい」という目標を掲げた。

 一方,日立の中西事業部長は,「当社の現状のポジションから考えて,富士通に負けるということは頭の片隅にもない」と一蹴,ライバルはあくまでEMCであることを強調した。

玉置 亮太=日経コンピュータ

(IT Pro注:[発表資料へ]
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