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 ソフト・ハウスのデジオン(http://www.digion.com/)は4月,インターネット上でユーザーの身元を証明する電子認証サービス「FreeCA」の試験運用を開始する。主に個人ユーザー向けで,2002年3月までは無料でサービスを提供する。「これまでの認証サービスは,個人が使うには,敷居が高かった。しかし,サークルやコミュニティ・サイトなどで,手軽に認証サービスを利用したいというニーズは,必ずあるはずだ。当社のサービスは,こうした市場を開拓していきたい」と,デジオンの田浦寿敏社長は新サービスの狙いを語る。「他社の電子認証サービスは,“実印”だとすれば,FreeCAは,格式ばらない利用を想定した“三文判”のようなものだ」と説明する。

 デジオンは,FreeCA専用のWebページ(http://freeca.digion.com/)を用意する。このページにアクセスして,名前や電子メール・アドレスといった必要最低限の個人情報を登録すると,デジタル証明書を発行してもらえる。FreeCAが発行するデジタル証明書の有効期限は1年。発行するデジタル証明書の種類は,サーバー用とクライアント用の2種類。サーバー用は,アクセスしてくるユーザーに向けてWebサーバーの存在を証明するときなどに利用する。クライアント用は電子メールやファイルに電子署名をするときなどに使う。

 電子認証サービスとは,インターネット上で身元を保証するための「デジタル証明書」を発行するもの。利用者は,電子認証サービスの中心機関である「認証局」に身元を保証してもらいデジタル証明書を受け取る。受け取ったデジタル証明書は,互いに正しい相手と通信しているかを確かめる身分証明書として使う。電子メールやファイルの作成者の身元を保証する電子署名や,電子メールの内容に暗号をかけるためにも利用できる。

西村 崇=日経コンピュータ